太陽光発電は遮熱効果で設置するだけで夏が涼しくなるんです。もちろん節電につながりますよ。
なぜ涼しくなるのかを検証していきますね。
戸建ての家が暑い理由 特に２階部分
一戸建ての電気代は高いですよね。
私もマンションに住んでいた時より戸建に住んでみて電気代が高くなったなと感じています。
電気代安くしたいなという思いで太陽光発電を設置したのですが、
実は太陽光発電で自家消費や売電以外で楽しみにしていたことがあるんです。
それは太陽光発電の遮熱効果で夏が涼しく過ごせるという効果。
一戸建てに住んでいる方ならご存じだと思うのですが、日中２８度も超える日は2階部分がすごく暑い。
そして夜の涼しい時間になっても2階だけなぜか暑い、1階は涼しいのになぜか2階はとにかく暑い。
近年は北海道でも命の危険を感じる暑さが数日続くので、
ここ数年はエアコンの設置率が上がっています。
たった数日の暑さの為だからと北海道の方は１階にエアコンがあるけど２階はないってお家多いんですよね。
我が家も１階にだけ設置していて、１階で涼しく過ごしていて２階に上がったとたん空気がどよーんと変わります。
もうそれはひどい温度差。
なんでこんなに２階が暑いのか？
単に熱が上に上がるからだけではないんです。
それは屋根裏の温度がすごく高い温度になっているからなんです。
屋根裏って2階スペースと屋根の間にある空間なんですが、
その空間の温度はなんと５０～６０度までになるそうなんです。
夜になると外の気温が下がりますが、外気と接していない屋根裏の空気はなかなか温度が下がらず、
熱い温度のまま屋根裏にとどまります。屋根裏の熱い空気が2階の天井を伝わり2階を暑くしているというイメージ。
引用元：屋根裏換気システム｜換気装置の総合メーカーCLIE株式会社クリエ
屋根裏が６０度にもなるなんて…どおりで２階が蒸し暑いわけだ。
ソーラーパネルの遮熱効果
太陽光発電のパネルを設置するとどうなるかいうと、下の表の温度になります。
野地板裏面温度測定値
| 屋根表面温度 | パネル未設置 | パネル設置 | 温度差 |
|---|---|---|---|
| 夏場 ７０度 | ４９．３２度 | ３８．４度 | －１０．９２度 |
| 冬場 －５度 | ８．１２度 | １３．３５度 | ５．２３度 |
↑こんなに違うんですね。
こちらの表の通り、夏場の屋根の温度はパネルを設置すると－１０．９２度低下します。
その分、屋根裏の温度も低下します。屋根裏の温度が下がるということはもちろん２階の温度も下がります。
パネルをつけて初めての夏ですが、体感的に２階の温度は例年と比べて２度～５度は違うなと感じています。
２階にエアコンを設置している方は、太陽光発電を設置することでエアコンの電気代も節約に期待が持てます。
我が家も２階にエアコンの設置も考えていたのですが、設置しなくても済みそうです。
２階が涼しくなるいうことは１階も少しは影響があって涼しくなるということですよね。
このように売電や自己消費だけではない、
意外なメリットまである太陽光発電をあなたの家にも設置可能かもしれません。
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