自宅の屋根に太陽光パネルを載せるだけで夏は涼しく、冬は暖かい快適な暮らしが手にはいります。
自家発電や売電以外のメリットについてまとめました。
夏が涼しくなる理由
戸建てにお住まいの方は夏は自宅が暑くないですか?
北海道でも近年は猛暑の日はエアコン必須です。
我が家は2階にエアコンがないので2階部分が特に暑くなります。
2階で毎日寝る為、夜寝るときが1番暑く感じるのですが、
2階が暑い原因は屋根裏の温度が下がらないからなんです。
こんな感じで、日中は50度~60度まで上がるんです。
そして夜になっても屋根裏の温度はあまり下がらないのが特徴。
2階の暑さを防ぐ為に屋根裏に強制換気装置を取りつけるお宅もあるそうなんですが、
その装置もあまりの暑さで壊れてしまうことがあるとか…
そして太陽光パネルを屋根に設置するとどうなるかはこちらのデータをご参照ください。↓
このデータのように夏はパネル設置と未設置では-10.92度もの差があります。
我が家ですが太陽光発電を取り付けて初めての夏を迎えていて、
体感的に2階は2~5度くらい違うなと感じています。
また夜だけではなく昼間も涼しいと感じます。
2階に上がるだけでムッとした暑さがあったのがなくなって嬉しい~。
冬が暖かい理由
それでは、冬は寒いんじゃないか?ということになりますが、
上記の冬場の表には+5.23となっています。
パネルを設置すると冬の場合は逆に少し温度があがるということですがイメージしづらいですよね。
この効果は遮熱効果ではなく「放射冷却の抑制」が働くためです。
放射冷却とは、簡単に言えば物体が外へ熱を出すことでその物体が冷えてしまうということ。
例えばマグカップの中の熱いコーヒーにフタをしているのとしていない状態では冷め方が違うというイメージです。
昼間は地球から放出する熱よりも、太陽から受ける熱のほうが強いため、地面は温められる。
しかし、夜や早朝は太陽からの熱よりも、地球からでていく熱のほうが強いことで地面は冷えていきます。
これが放射冷却の仕組みになります。
太陽光パネルが屋根に設置されていると、屋根から宇宙へ向けて出ていく熱が太陽光パネルによって
抑制され熱が出ていきにくくなります。
まとめると一番冷え込みがきつくなる夜間や早朝の室内の温度が下がりにくくなるということです。
太陽光発電を設置して初めての冬を過ごしましたが、朝方に急に冷えるという感じがなくなりました。
我が家は夜23時~5時まで暖房は夜はオフの状態。
そのためいつもは朝方は寒いのですが、今年の冬は朝方の寒さが和らいでいました。
そして夜も暖房がオフになる頃は急に寒くなるのですが、今回の冬はそんなに寒く感じ
ませんでした。
これが放射冷却効果なんですね。
これって間違いなく光熱費節約につながる気がします。
節電意識の高い方には本当に太陽光発電がぴったり。
でも、もし太陽光パネル設置してから家を手放さないといけない状態になったらどうしよう…
まだあるメリット!家を売る時は高く売れる!?
太陽光パネル設置してからもし家を手放さないといけない状態になったら?
大丈夫です。
実はパネルが乗っている家は売値がアップするんですよ。
正確には国税庁によって設定されてる法定耐用年数が17年がポイント。
太陽光発電システムの現在価格 = 購入費用 − (購入費用 ÷ 17 × 購入してからの経過年数)
例えば170万で購入した場合で5年経過後には約120万円ですね。売値+120万になります。
私も、万が一家を売ることになったら設置費用がもったいないなと心配したんですが、
家の売値が高くなると知って安心して契約することができました。
適正な価格で購入ができれば、10年以内に設置費用は回収できます。
なので本当に迷っているなら早い方が良いです。売電価格が高い今の内です。
売電価格は毎年下がる一方なので損したくない方は早めの検討を進めます。
そして築年数が浅いうちに設置すると屋根の劣化も防いでくれるし早く設置費用を回収できます。
我が家は築6年以内で設置したんですが、もっと早く導入してればよかったなと思うくらいです。
近年、売電価格は毎年下がるのにパネルの購入費は下げ幅があまりなくなってきていますから。
まとめ
太陽光発電はパネルをのせるだけで少しだけど夏は涼しく冬は暖かくなると考えられます。
節電や節ガス効果になるだけではなく自宅での電気の自家消費や余った電気の売電もできるので、
日々の暮らしが楽しくなりますよ。
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